ベッドインベッド卒業後はどうする?赤ちゃんの寝場所に迷ったら読む記事

赤ちゃんのねんね期に活躍する「ベッドインベッド」。添い寝しながら安全性を保てる便利なアイテムですが、寝返りが始まったり、成長に伴って「そろそろ卒業かな?」と感じる時期がやってきます。
では、ベッドインベッドを卒業したあとはどんな寝具を用意すればいいのでしょうか?どのタイミングで卒業するのがベストなのか、ベビーベッドや布団、ジュニアベッドなどへの移行はどうすればいいのか…。
この記事では、「ベッドインベッド卒業後」の疑問をまるごと解消するために、移行時期の目安やおすすめの寝具、家庭のスタイル別の選び方をわかりやすく解説します。


ベッドインベッド卒業後に使える寝具とは?おすすめの選択肢と選び方

赤ちゃんがベッドインベッドを卒業する時期は、平均して生後4〜6ヶ月頃が目安とされています。これは、寝返りが始まったり、動きが活発になってくる時期にあたるためです。

安全面を考えると、ベッドインベッドの使用はこのあたりまでにとどめ、次の寝具へとステップアップすることが推奨されます


■選択肢① ベビーベッド

【特徴】
独立型の赤ちゃん用ベッドで、柵つき・通気性の良い設計。床からの高さがあり、ホコリやペットからも守れる点がメリットです。

【メリット】

  • 転落リスクが少ない
  • 生活リズムが整えやすい
  • オムツ替えや寝かしつけにも便利な高さ

【デメリット】

  • 設置スペースをとる
  • 寝室が狭い家庭には不向き
  • 赤ちゃんの様子を確認しづらくなる場合も

【こんな家庭におすすめ】

  • 寝室に十分なスペースがある
  • 赤ちゃんと親の寝場所を分けたい
  • ペットや上の子がいる

■選択肢② ベビー布団(床やマットレス上)

【特徴】
お布団タイプの寝具。床に直接敷いたり、大人のマットレスの横に並べて使う家庭も多いです。

【メリット】

  • スペースに合わせて柔軟に対応できる
  • 寝返り後の転落リスクが少ない
  • 安価で手に入りやすい

【デメリット】

  • 湿気やホコリ対策が必要(除湿シートやこまめな干しが必要)
  • フローリング直置きの場合、冷えに注意

【こんな家庭におすすめ】

  • コンパクトな寝室
  • 親と同じ部屋・同じ空間で寝たい
  • すぐに様子を確認したい

■選択肢③ 添い寝用ベビーガードやベッドガードの活用

【特徴】
大人のベッドの横にそのまま寝かせる添い寝スタイルで、安全性を高めるためにベッドガードやベビーガードを設置する方法。

【メリット】

  • 夜間授乳が楽
  • 赤ちゃんの寝かしつけもスムーズ
  • いちいち抱き上げなくて済む

【デメリット】

  • 転落防止策は自分で整える必要あり
  • ベッドの高さ・マットレスの柔らかさに注意が必要

【こんな家庭におすすめ】

  • 夜間授乳が頻繁な月齢の赤ちゃん
  • ベッド生活が中心で、布団への移行が難しい
  • 添い寝スタイルを継続したい

■選択肢④ ベビーベッドサイドカー(大人のベッドに連結するタイプ)

【特徴】
大人用ベッドの横にベビーベッドを連結して“ほぼ同じ空間で眠る”ようなスタイル。赤ちゃん専用スペースを保ちつつ、距離を近くに保てます。

【メリット】

  • 寝返り・転落リスクが少ない
  • 添い寝感覚で安心
  • 夜間の対応がラク

【デメリット】

  • 設置にはある程度のスペースが必要
  • ベッドの高さに合ったモデル選びが必須

【こんな家庭におすすめ】

  • 密着しすぎず、でも近くにいたい
  • ベビーベッドと添い寝の良いとこ取りをしたい
  • 夜間の育児をしやすくしたい

移行タイミングはいつがベスト?「卒業のサイン」を見逃さないで

ベッドインベッドを卒業するタイミングは、赤ちゃんの様子を見て判断するのが大切です。以下のようなサインがあれば、切り替え時と考えましょう。

  • 寝返りを頻繁にするようになった
  • 横幅が狭く感じる・寝返りで壁に当たる
  • 足をバタバタさせて抜け出しそうになる
  • 暑そうにしている(通気性不足)
  • 寝つきが悪くなってきた

安全面を考えても、「寝返りを始めたら卒業」が一つの基準になります。窮屈さや転落リスクを避けるため、早めの判断が安心です。


卒業後の不安を解消するコツ|寝かしつけや夜泣き対策も一緒に見直しを

「寝床が変わると寝てくれない」「夜泣きが増えた」など、卒業直後は不安定になる赤ちゃんもいます。以下の対策を併用することで、スムーズな移行が期待できます。

● 寝る環境はなるべく変えすぎない

  • 同じおくるみ・スリーパーを使う
  • 使っていたベッドインベッドのタオルやシーツを新寝具に使う
  • 寝かしつけルーティン(音・照明)を変えない

● 少しずつ慣らす(お昼寝から新寝具で)

  • まずは昼寝を新しい寝具で試し、夜に移行
  • 泣いても少し様子を見る「見守りスタイル」で赤ちゃんの順応を促す

● 寝る前の習慣づくりで安心感を

  • 子守唄、読み聞かせ、抱っこなど毎晩同じパターンに
  • 香り(ラベンダーなど)の導入も◎

おすすめの寝具アイテム|ベッドインベッド卒業後の人気グッズ

種類商品例特徴
ベビーベッドカトージ・ファルスカなど高さ調整・連結タイプなど豊富
ベビー布団セット西松屋・無印・日本製ブランドなど通気性・肌触り重視で選ぶ
ベッドガードサンデシカ・アイリスオーヤマなどシンプルで使いやすい設計
サイドカータイプファルスカ「ジョイントベッド」など添い寝×独立性を両立できる人気商品

使用時には、布団の硬さやマットレスの沈み込みが赤ちゃんにとって安全かどうかも必ずチェックしましょう。


まとめ|ベッドインベッド卒業後の寝具選びは「成長+家庭環境」で決めよう

ベッドインベッドを卒業する時期は、赤ちゃんが寝返りを始める頃が目安。
そのあとは、赤ちゃんの成長段階と家族のライフスタイルに合わせて、寝具を選び直すことが大切です

  • 安全重視・長期使用 → ベビーベッド
  • 柔軟性・省スペース重視 → ベビー布団やベッドガード
  • 添い寝派・夜間育児重視 → サイドカーやガード付きの親ベッド

卒業後も赤ちゃんが安心して眠れるよう、段階的に環境を整えてあげましょう。家庭に合った方法を見つけることが、赤ちゃんも家族も快適に過ごす第一歩です。

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