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洗濯用洗剤を変更する

2-オクチン酸(2-octynoic acid)という成分が、PBC患者の抗ミトコンドリア抗体(AMA)と強く反応することが報告されています。

この2-オクチン酸は洗剤はもちろん、石鹸・化粧品・香水・室内用芳香剤・金属用クリーナーなどに利用される「香料成分」です

しかし、実際に「どの洗剤ブランド」がこの成分を含んでいるかという具体的情報は、パッケージの全成分表示や公式サイトに明記されていないことが非常に多く、確定的な製品リストを得るのは困難です。

避けるべき洗剤は香り付き洗剤全般
香料のひとつとして使われるケースがあるため、香り付きの洗濯洗剤(特にフルーツ系、フローラル系など)には含まれる可能性があります。

おすすめの洗剤

項目エコベールソネットミヨシ石けんシャボン玉スノール
主成分植物性界面活性剤植物性界面活性剤+石けん純石けん分(脂肪酸カリウム)純石けん分(脂肪酸カリウム)
香料天然香料(精油)あり天然精油あり/無香料タイプあり無香料無香料
合成添加物一部安定剤など使用不使用(徹底排除)不使用(無添加)不使用(無添加)
生分解性・環境性高い非常に高い(EUエコ認証)高い高い
肌へのやさしさ△ 香料あり・軽度刺激あり◎ 精油量が少なく穏やか◎ 完全無添加・低刺激◎ 完全無添加・低刺激
2-オクチン酸リスク低め(香料由来の懸念)無(記載的に不使用)
泡切れ/洗濯機適合性◎(柔軟性あり)△(石けんカス注意)△(同上)
価格(参考)1,300〜1,500円/1L約1,600円/1L約800〜900円/1L約850〜950円/1L
入手性(日本国内)◎(コストコ、Amazon、東急ハンズなど)△(自然食品店中心)◎(薬局やAmazon)◎(広く販売)

おすすめ洗濯用洗剤

🔸 1位:シャボン玉スノール

  • 理由:
    • 完全無添加、香料・合成成分・酵素ゼロ
    • 脂肪酸カリウムベースの純石けんで安全性◎
    • 日本製で品質管理が明確、PBC・アレルギー・敏感肌に最も安心
  • 欠点:
    • 石けん特有の「石けんカス」が出やすいため、水の硬度・洗濯機の種類により注意が必要

✅ 含まれる成分の解説

項目説明
純石けん分石けんそのものの有効成分。30%は比較的高濃度
脂肪酸カリウム液体石けんの主成分(植物油などをカリウムで鹸化)
脂肪酸ナトリウム固形石けんの主成分(植物油などをナトリウムで鹸化)

➡ この2つを併用している洗剤は、「液体でもありつつ石けんの洗浄力を強化した構成」である可能性が高いです。

🔍 体や環境への安全性

観点評価
合成界面活性剤❌ 不使用(石けんは天然系界面活性剤)
合成香料・防腐剤・蛍光増白剤など❌ 通常は未配合(商品によるが、純石けんタイプは無添加が基本)
皮膚刺激 ◎(赤ちゃん・アトピー肌にも適応)
PBC・化学物質過敏症への影響✅ 極めて低リスク。石けんは代謝・分解されやすく、残留しにくい
環境負荷✅ 生分解性が非常に高く、自然界で短期間で分解される

✅ 2-オクチン酸リスクは?

含まれていません。完全にゼロです。

「純石けん分(脂肪酸カリウム)」の表示は、香料や合成添加物を加えていない製品の証拠であり、
問題視されている2-オクチン酸(香料成分)とは無縁の構成です。

✅ 結論

この「純石けん分(30% 脂肪酸カリウム)」の洗剤は、柔軟剤による香害・アレルギー・PBCなどの健康リスクを避けたい方にとって非常に理想的な選択肢です。

🥈 2位:ミヨシ 無添加洗濯用液体石けん

  • シャボン玉とほぼ同等の成分内容
  • 若干洗浄力がマイルドで、シャボン玉の方が人気・実績あり

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