ベッドインベッドとベビーベッドはどっちがいい?それぞれの違いと選び方ガイド

赤ちゃんを迎える準備の中でも特に悩むのが「寝る場所」。ベビーベッドを用意するべきか、それとも話題のベッドインベッドで十分なのか…初めての育児では迷う方が多いポイントです。
「スペースに限りがある」「添い寝がしたい」「夜中の授乳が大変そう」など、それぞれのライフスタイルによって選ぶべき寝具も変わってきます。
この記事では、「ベッドインベッド ベビーベッド どっち?」という疑問にお答えすべく、それぞれの特徴やメリット・デメリット、選ぶ基準について分かりやすく解説します。


ベッドインベッドとベビーベッドはどっちがいい?それぞれのメリットと使い分けを解説

赤ちゃんの寝具にはさまざまな選択肢がありますが、「ベビーベッド」と「ベッドインベッド」はよく比較されるアイテムです。まずは、それぞれの概要と特徴から見ていきましょう。


■ベビーベッドとは?基本情報と特徴

ベビーベッドは、柵付きの独立した赤ちゃん専用ベッドです。床からある程度高さがあり、ベビーマットや布団を敷いて使います。

【メリット】

  • 寝返りや転落防止に優れている
  • ほこりやペットから守れる高さ
  • 大人のベッドとは独立しているため、安全性が高い
  • オムツ替え台としても活用できるモデルが多い

【デメリット】

  • 場所を取る(ワンルームや狭い部屋では不便)
  • 移動しにくい・重い
  • 赤ちゃんが泣いたときに、ベッドからの抱き上げがやや面倒

【おすすめの家庭】

  • 住宅にスペースがある
  • ペットがいる
  • 赤ちゃんと完全に寝場所を分けたい人

■ベッドインベッドとは?特徴と活用シーン

ベッドインベッドは、大人用のベッドや布団の中に置いて使える赤ちゃん用の小型寝具。赤ちゃんの体を守る壁やクッションがついており、添い寝しながら安全に眠れる設計です。

【メリット】

  • コンパクトで軽量、持ち運びが簡単
  • 添い寝や夜間授乳に便利
  • 旅行や帰省時にも使える
  • 収納がしやすい

【デメリット】

  • 寝返りが活発になると使いづらくなる
  • 大人の寝具に密着するため、熱がこもることも
  • 本格的な転落防止機能はない

【おすすめの家庭】

  • 授乳頻度が多い月齢の赤ちゃんがいる
  • 寝室スペースが限られている
  • 夜間の育児を効率化したい人

使用期間の違いにも注目|成長に応じた使い方がポイント

項目ベビーベッドベッドインベッド
使用期間生後0ヶ月~2歳頃まで(モデルにより異なる)生後0ヶ月~5~6ヶ月頃(寝返り前後まで)
長く使えるか◎(2WAY仕様もあり)△(早めに卒業が必要)
使い回し△(大きくて運びにくい)◎(旅行・実家への移動もラク)

「短期集中で使うか」「長く使うか」によって、どちらが合っているかが変わります。出産準備に無駄が出ないよう、使用期間も判断材料にすると◎。


ベビーベッドが向いている家庭と、ベッドインベッドが向いている家庭

【ベビーベッドが向いているケース】

  • 赤ちゃんと大人が別のベッドで寝ることに安心感がある
  • ペットや上の子がいて、赤ちゃんを物理的に守る必要がある
  • 高さのある寝具で腰に負担なくオムツ替えしたい
  • 赤ちゃんの生活リズムと大人の睡眠をある程度分けたい

【ベッドインベッドが向いているケース】

  • 授乳回数が多く、夜間の移動がつらい
  • 狭い寝室で大きな家具が置けない
  • 旅行先や実家など、移動先でも寝かせたい
  • 添い寝しながら赤ちゃんの体調や様子を確認したい

どちらか一方だけでなく、新生児期はベッドインベッド → 寝返り期以降にベビーベッドへといった“使い分け”スタイルもおすすめです。


ベッドインベッド・ベビーベッド両方買うのはアリ?

両方用意しておくかどうかは、家族構成・育児スタイル・予算によって判断されます。

【併用のメリット】

  • 日中はベビーベッド、夜はベッドインベッドで添い寝など柔軟な使い方が可能
  • 急な来客時や旅行時でも対応しやすい
  • 赤ちゃんの成長に合わせて適した寝かせ方ができる

【併用するなら…】

  • ベビーベッドはレンタルで済ませる
  • ベッドインベッドは1万円以下の手頃なモデルを選ぶ
  • 二人目以降のことも考慮して長く使えるベッドを選ぶ

「どちらか一つに絞りたい」という人も多いですが、育児はイレギュラーの連続なので、“環境の変化に対応できる柔軟性”があると安心です。


価格・コスパ比較|予算から考える選び方

項目ベビーベッドベッドインベッド
平均価格1.5万〜3万円(高機能モデルは5万以上も)5,000円〜1.5万円前後
レンタル可能性◎(1ヶ月〜利用できる)△(基本は購入のみ)
長期コスパ△(高額・収納場所の確保が必要)◎(短期集中・省スペース)

※使用期間と費用バランスを見ながら、どこに重きを置くかで決めるのがベスト。


まとめ|ベッドインベッドとベビーベッド、どっちがいいかは生活スタイル次第

赤ちゃんの寝具として「ベッドインベッド」と「ベビーベッド」はそれぞれに明確な特徴があり、どちらが正解とは一概に言えません。
大切なのは、「自分たちの生活に合ったスタイルを見極めること」です。

  • スペース重視・夜間授乳重視 → ベッドインベッド
  • 安全性・長期間使用を重視 → ベビーベッド
  • 迷ったら併用も視野に(レンタルやセカンド利用で柔軟に対応)

どちらを選んでも正解。大切なのは、赤ちゃんとご家族が安心して眠れる環境を整えることです。焦らずじっくり、自分たちにとって最適な寝具を選んでください。

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