「ヒツジのいらない枕」は、独自のハニカム構造が話題の人気TPE枕。丸洗いできて通気性も抜群なこの枕ですが、「純正カバーが高い」「洗い替えが欲しい」という声も多く、代用できるカバーを探す人が増えています。
特に「枕本体は気に入ってるけど、カバーはもう少し選択肢がほしい」「ニトリや無印で代用できる?」というニーズに応えるべく、この記事では以下のポイントを解説します:
- ヒツジのいらない枕のサイズと純正カバーの特徴
- 代用カバー選びの注意点と必須条件
- 実際に代用できたおすすめ商品リスト
- 手作りや応急処置のDIYアイデア
- 季節別・寝心地別のベストチョイス
ヒツジのいらない枕のサイズと純正カバーの特徴
サイズ・仕様
- 通常モデル(至極・調律・プレミアム):約60×35×高さ9cm前後
- 極柔:約70×35cm(幅が大きめ)
- 重さ:約1.5〜1.8kgとやや重め
- 中材はTPE(熱可塑性エラストマー)で通気性◎
純正カバーの特徴
- テンセル混ジャージー生地で肌ざわりなめらか
- 高伸縮で枕の凹凸にしっかりフィット
- 側面が立ち上がる特殊形状でもズレにくい構造
- 滑り止めドット付き(裏面)で寝返りでもズレにくい
- 価格は3,000円前後(やや高め)・カラバリはシンプル系
純正カバーのメリットは確かに大きいですが、価格・流通のしづらさ(公式通販中心)から、「代用品でも問題ない?」という需要が高まっているわけです。
カバー代用で満たすべき5つの条件
ヒツジのいらない枕は素材特性上、カバー選びにおいて次のような点に注意が必要です。
条件 | 解説 |
---|---|
①サイズ適合 | 幅60×35cm以上が目安。横方向の伸びがあれば58×38などでもOK。極柔モデルは70cm必要。 |
②高い伸縮性 | ハニカム形状に密着するため、ニット生地・スムース系素材が理想。天竺・フライスなど。 |
③通気性・放湿性 | 枕の通気構造を活かすため、タオル地・フランネルなど厚手すぎる生地は避ける。 |
④ズレにくさ | 寝返りでズレるとTPE素材が滑りやすくなるため、滑り止め付き or タイトフィットが理想。 |
⑤洗濯耐性 | 枕自体が洗えるため、カバーも清潔に保てるよう、週1回の洗濯に耐える素材が望ましい。 |
実際に代用できたおすすめ市販カバー5選
① 無印良品「そのまま枕を包めるストレッチカバー」
- サイズ:60×40cm(ぴったり)
- 素材:綿93%・ポリウレタン7%
- 価格:1,290円(税込)
- 伸縮性:◎ 通気性:◎ 装着しやすさ:◎
やや高めですが、純正と近い質感でファンも多い。無印好きには最有力。
② ニトリ「伸びるピローカバー フィットタイプ」
- サイズ:約58×38cm(ややタイト)
- 素材:ポリエステル・ポリウレタン混
- 価格:999円(税込)
- 伸縮性:○ 通気性:○ 装着性:○
テンセルなしでも柔らかくて快適。コスパ重視派に最適。横幅がギリギリだが使える。
③ IKEA「ULLVIDE ピローケース」
- サイズ:50×60cm(たるみが出やすい)
- 素材:綿100%(サテン織)
- 価格:799円(税込)
- 伸縮性:△ 通気性:○ 装着性:△
縫い直しや折り返しが必要。デザイン性重視・多少の手間を惜しまない方向け。
④ Amazon「竹繊維入りストレッチピローケース(Bamboo Rayon)」
- サイズ:60×40cm対応
- 素材:竹レーヨン・スパンデックス
- 価格:2枚1,680円〜(変動あり)
- 伸縮性:◎ 通気性:◎ 洗濯耐性:◎
口コミでも「ヒツジのいらない枕代用に最適」との声多数。滑り止めはないがフィット性でカバー。
⑤ ダイソー「ストレッチ枕カバー」
- サイズ:60×40cm(商品により誤差あり)
- 素材:ポリエステル系のニット生地
- 価格:330円(税込)
- 伸縮性:○ 通気性:△ 耐久性:△
安く複数枚欲しい人に。使用頻度が高いと2〜3か月でヘタることもあるがコスパは最強。
DIYで代用する方法2選(+応急対応)
① フェイスタオルで包む
- 幅80cm以上のストレッチタオルを使い、裏面で折りたたんでゴムや洗濯バサミで留める
- 吸水性が高く、毎日交換・洗濯できるため夏に最適
- カバーより通気性を活かせる場合もある
② 古Tシャツの再利用
- 柔らかい天竺素材のTシャツを枕サイズに合わせて縫製
- 首元をカットして筒状にすれば、ファスナーなしでも装着可
- “肌に馴染んだ質感”が快眠を後押しすることも
③ 応急処置:枕パッド or バスタオル重ね掛け
- カバーが乾かないとき用に、通気性のあるバスタオルを巻いて対処
- 枕パッド(ゴム付き)はサイズが合えば代用品にも◎
季節別・素材選びのポイント
季節 | 素材の選び方 | 備考 |
---|---|---|
夏 | 薄手のニット or テンセル・竹レーヨン混 | 放湿性が高く、蒸れを防げる |
冬 | 綿×ポリ系 or ダブルガーゼ | 柔らかく冷たくなりにくい。ただし厚すぎ注意 |
オールシーズン | 天竺 or スムースニット | 伸び・密着性・洗濯性のバランスが良い |
よくある質問(Q&A)
Q. 純正カバー以外だと枕に悪影響はありますか?
→基本的には問題ありません。ただし厚手すぎるカバーを使うと通気性が下がり、寝汗のこもり・TPEのベタつきが起こりやすくなるため注意が必要です。
Q. 洗い替えが欲しいが、純正を買うべき?
→毎日使う方は洗替えが必須。1枚は純正+もう1枚は代用品でも十分対応できます。
Q. 代用カバーを使うとズレやすくなる?
→サイズが合っていれば問題ないですが、滑りやすい素材や緩い作りのカバーではズレやすくなります。裏面に滑り止め加工を追加するか、枕本体の下に薄い滑り止めシートを敷くと改善します。
まとめ:純正でなくても「快眠」は作れる
ヒツジのいらない枕の性能を活かすには、カバー選びも重要な要素です。ただし、条件をクリアすれば市販のストレッチカバーでも十分代用可能。特に無印やニトリはサイズ・素材とも相性が良く、価格面でも続けやすさがあります。
大切なのは「自分の肌に合うこと」「洗濯が負担にならないこと」「機能を損なわないこと」。あなたのライフスタイルや季節に合わせたカバー選びで、“羊を数えなくても眠れる”快適な睡眠環境を維持しましょう。
コメント